時間がない!

ようやくふゆらしく寒くなってきた今日この頃。わたしは寒いのはすごく苦手です。決して晴れることがなく来る日も来る日もどんよりと曇った北陸の冬を18年も経験してきたせいでしょうか。この時期になるといつも冬季鬱病を発病します。一歩も部屋から出ずにひきこもって本を読んでいたい病、ともいうけど。
今年は鬱っぽい気分はいくらかましだけどそれもこれも日常のあれこれに追われているから。弟くんがややこしい時期になってきた&わが家の問題児、妹ちゃんもそろそろ魔の2歳児に突入する。ゆっくり本を読んでいる暇がなくなってきたようだ。
でもそんな時こそ現実逃避したくなるものです。はやく図書館に届いてる予約本を取りにいかなくちゃ!

箱根駅伝

今年のお正月は弟くんがちいさいので恒例のカニ!はやめて近場でフグ!にしたので実家のコタツでゆっくりと箱根駅伝をほぼ全部見た。三区の上野が残念だったなあ。ひそかに一番応援してたのに。でもモグスや竹澤が予定通りのがんばり、山登りの早稲田駒野の力走、七区佐藤の3年連続区間新!などなど見どころたくさんでとーっても楽しかった。絶対いつか箱根に旗振りに行ってやる!!

「夢はトリノをかけめぐる」 東野圭吾

夢はトリノをかけめぐる夢はトリノをかけめぐる
(2006/05/20)
東野 圭吾

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2006年2月18日。直木賞受賞パーティで朝まで騒いだ受賞作家は、一睡もできずに車に乗せられ、成田空港へ。横には、なぜか人間に化けた愛猫が。驚きと感動と疲労(?)にみちた、トリノ・オリンピック観戦旅行が始まる!


作家が書いたスポーツ観戦記が好き。村上春樹「シドニー!」とか沢木耕太郎「冠」 「杯」とか。作家ならではの視線でスポーツがほんとドラマチックにかかれててどれもおもしろかったなあ。
だけどこれは・・まず飼い猫が「夢吉」という青年に変身して一緒に取材に行くっていう設定からしてアウト!そして冬季五輪のマイナーさ。東野圭吾が冬季五輪ファンなのは分かったけど、やっぱりマイナーすぎるバイアスロンとかカーリングとかはそんなにいらないからもっとミキティを!自分の大好きなスキーのジャンプに関するうんちくはいいからもっと荒川静香を!と思わずにはいられない偏り方でした。

「日傘のお兄さん」 豊島ミホ

日傘のお兄さん (新潮文庫 と 17-2)日傘のお兄さん (新潮文庫 と 17-2)
(2007/10)
豊島 ミホ

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今でも鮮やかに蘇る、あの竹やぶの家と幼い頃大好きだったお兄さん。今、そのお兄さんが目の前に立っている。犯罪者として…。からっとしてるけどせつない、明るくて可愛いけど哀しい。そんな女の子の心を描く短編集。

短編集だけど表題の「日傘のお兄さん」が秀逸!幼児の頃遊んでもらっていた「日陰のお兄さん」と八年ぶりに再会したら、そのお兄さんはロリコン疑惑でネットで追われていた。お兄さんと一緒に逃亡する事に決めた中学生の夏実が生まれ故郷まで帰る道中の話。
泣かせるようなジーンとしたシーンと夏実の心のツッコミのバランスが見事、この年代を描かせたらやっぱり豊島ミホはうまいなあ。何でこの人が「女による女のためのR−18文学賞読者賞」という賞でデビューしたのか全くもって不明・・・。