「銀色ナイフ」 銀色夏生

銀色ナイフ (角川文庫 き 9-64)銀色ナイフ (角川文庫 き 9-64)
(2007/09)
銀色 夏生

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これは・・・わたしの中の銀色夏生の嫌いな部分が集められて作られた本。つれづれみたいに日々ののほほんとした中で(後半はもうのほほんともしていなかったが)銀色夏生流のピリリとした批評がはさまるのならいいけれどそれだけを集めちゃったら人には不快感しか与えないと思うんだけど。
でも年をとるってこういうことだな。みんなこうはならないように気をつけていても知らず知らずのうちにこうなっちゃうんだろうな。仕方ないか。

「さやかの季節」 藤野千夜

さやかの季節さやかの季節
(2007/09/21)
藤野 千夜

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小さなつまずきに大泣きしたり、急にいろいろ嫌になったり。かと思えば突然前向きな気持ちになったり。大学でできた大人な友達。軽薄な前カレ。穏やかな恋人。相変わらずしつこく電話してくる父親、そして児童劇団時代のライバル、海野かつ子――。
ゆるやかに過ぎていく日々が、たまらなく愛しい青春の物語


大学生っていいなあ、と神田川デイズ読了後だからかまたまた思う。こちらはいまどきの女子大生山本さやかが主人公。ほんと、大学時代って黄金時代だった。なんにもしてなかったけどそのなんにもしなさが。この山本さやかが妙ににくめずかわいらしい。高校生時代をかいた本もあるらしいのでそちらも読んでみよう。

藤野千夜 読了本
「ルート225」

「観覧車」 柴田よしき 

観覧車 (祥伝社文庫)観覧車 (祥伝社文庫)
(2005/06)
柴田 よしき

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失踪した夫の事務所を守って素人ながら探偵業を始めた下沢唯。ある時、行方不明になった夫・遠藤を捜してほしいという依頼が舞い込む。やがて彼が勤めていた建設会社で恐喝事件に関わっていた事実が浮上し…。


京都在住の柴田よしきの著作には京都、大津が舞台のものが多くて地名にとってもリアリティがある。山中越えの途中にあるラブホテルとか、具体的にあそこだ!と分かる建物なんかも出てきておもしろい。それはさておき、これは連作ミステリーだけど最後まで読んでも完結していない。なんでも一作目は柴田よしきが受賞後初めて書いたデビュー作らしいけど確かに最初からくらべるとどんどんうまくなっていってる感じ。でもこの人のかく女の主人公はみんなよく似ているなあ。
とりあえず続編を書いてほしい。続きが気になる!
(と思ってよく調べてみたら出てました。続編。今年の3月に。早速予約しました。楽しみ!)

柴田よしき 読了本
「激流」
「猫探偵・正太郎の冒険〈1〉猫は密室でジャンプする」
「紫のアリス」
「月神(ダイアナ)の浅き夢」
「聖母(マドンナ)の深き淵 」
「RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 」



「神田川デイズ」 豊島ミホ

神田川デイズ神田川デイズ
(2007/05)
豊島 ミホ

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かっこ悪くていたたまれなくて、ちょっぴり愛しい上京ボーイズ&ガールズのキャンパスライフ。大学生たちの息遣いと切実な思いをリアルに描いた青春グラフィティ!


おもしろかった!東京の大学に上京してきた学生たちを描いてるけどとってもリアリティがあって自分の学生時代を思い出した。こういう時間を過ごせることが大学へ行く一番の意味だと思うなあ。大学生じゃないとこんな無駄な時間過ごせないものなあ。わたしの人生でも確かに必要だった四年間だっただとおもう。
しかしこういう連作集、うまいなあ、豊島ミホ!

「片想い」 東野圭吾

片想い片想い
(2001/03)
東野 圭吾

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帝都大アメフト部のOB西脇哲郎は10年ぶりにかつての女子マネージャー日浦美月に再開し、ある「秘密」を告白される。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描くミステリー。


性同一性障害ってすごく興味があるのでよんでみた。性同一性障害については理解が深まったが、ミステリーとしては・・。わたしの苦手な東野節というか伏線の荒さとか暗さとかが目立って、なんかなくてもよいんじゃないの、というエピソードを入れ込みすぎなんだよね。
最後の方はもう読むのがめんどうで読み切るのが大変だった。


「夜の朝顔」 豊島ミホ

夜の朝顔夜の朝顔
(2006/04)
豊島 ミホ

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なんにもない田舎で暮らす小学生センリ。でも気になることは山ほどある。クラスメイトとの微妙な距離感、となり町での発見、垣間みるオトナの事情…。“明るい子ども”でいるため、言葉にできなかった7つの思い。人生で一番長い6年。小学生センリが初めて知る、不安、痛み、憧れ、恋、新しい発見に満ちた日々とほろ苦い成長の過程を、細やかに掬い上げる。



これはおもしろかった!主人公センリの小1から小6まで各1編づつ(4年は2編)の連作集。重松清の「半パンデイズ」の女子版といった感じだけど主人公が女子なだけに元女子のわたしとしてはこっちの方がリアル!
そうそう小学生の頃ってこんなんだったわ、という感じ。近所の子を見てても自分の娘を見てても女の子ってほんと1年ごとに女になっていくというか、成長が目覚しい。
「青空チェリー」の何がおもしろいのかさっぱりだったし「女による女のためのR−18文学賞」というのも意味不明だったけど、こういうの書く筆力があるならもうちょといろいろ読んでみようと思った。

「青空チェリー」 豊島ミホ

青空チェリー青空チェリー
(2002/09)
豊島 ミホ

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入学して一ヶ月、うちの予備校の隣にラブホが建った。以来あたしは屋上からのぞきちゃんな日々。ゆるしてちょうだい、だってあたし18さい。発情期なんでございます…。明るい顔して泣きそな気持ちがせつない、三つのストーリー。第1回女による女のためのR‐18文学賞読者賞受賞作。


初めて豊島ミホを読んだ。どこかの書評ブログを読んで、わたしの好きな感じだなあと思って何冊か借りてきたんだけど失敗だったか。
まあこれは受賞作だし仕方ないか。
なんか少女小説みたいで、飛ばし読みしちゃった。

雨降りと風邪引きさん

妹が風邪をひいた。この子はすぐに熱を出す。姉はほとんど熱を出したことがないので熱がぐんぐん上がってちっちゃな体がほかほかのあっつあつになることにいまだ慣れないわたし。
どうなることかとドキドキしてしまう。
今日は雨降り。風邪ひきさんはぐっすり寝てしまったし、いつでもどこでも寝てばっかりの弟くんはやっぱり寝てるし、こんな日はあたたかいお茶を入れて、何か読もう。
図書館には予約本が結構たまってきてるから取りに行かなきゃならないけど、雨だし出かけるのめんどうだなあ。